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1 post from March 2008

March 23, 2008

チベットの思い出

 長期の出張と、おまけに全く成果があがらない調査の連続、そしてまた、拉致被害者救出運動のゴタゴタ、そしてまたまた日本政府の鈍い対応への嫌気などからブログの更新を怠っていました(怠けている理由にすぎませんが)。
 ぼちぼちとまた復活させていきます。

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 昨日の3月22日、東京でもチベット問題でのデモ行進があった。私も参加したかったのだが、個人的な用事があり、不参加。北朝鮮問題に真摯に取り組んでいる人たちも、そのデモに参加した模様である。北朝鮮問題は、中国問題と同義でもあり、そしてその延長線上にチベット問題もある。北朝鮮問題に関心がある人が、チベット問題にも取り組むのは、自然な流れでもある。
 さて、私がチベット問題に関心を持ったのは、若かりし頃で、民社党青年部に所属していたときだった。ペマ・ギャルポ先生を講師にお招きして勉強会を開催したり、小林秀英さんが主催する中国大使館前での抗議行動にも参加した記憶がある。
 中でも、思い出深いのが、亡命チベット政府の重鎮であるデュプトゥク殿下との面会である。殿下はダライ・ラマの後継者と目される方なのだが、とても気さくな方だった。一度、民社党青年部(その時はすでに解党し、民社ゆーすという組織に変更)の勉強会にお招きした。昼食をとりながらといってもコンビニ弁当である。殿下はそのコンビニ弁当をおいしそうに食べられた。今から思えば冷や汗であるが、殿下の気さくな雰囲気を味わえたひと時だった。その後、私が友人と台北を訪問したときに、バッタリとホテルでデュプトゥク殿下と再会した。私がお声をかけると「これからブラッド・ピットと昼食だ」と言って、手を振りながらどこかに行かれた。たったこれだけの思い出だが、私がチベット問題に少なからず関心を持っている一つの根拠である。
 ダライ・ラマは、中国から高度な自治を勝ち取ることを政治的目標にかかげている。現実的な道なのだが、それはダライ・ラマ自身もそしてチベットの人たちも本意ではないだろう。本意ではなくとも、現状からすれぱベストではないが、ベターな選択であろう。しかし、チベットが中国によって侵略され、主権を奪われたという歴史的事実は変わらない。その事実を中国共産党が捻じ曲げ、対外的も国内的にもウソのプロパガンダを流し続けている。
 その理由は、中国のチベット利権や台湾の独立問題などと密接にリンクしているからであり、事実を事実と認められないのである。中国が歴史を隠蔽し改ざんしていくことで、自分たちの利益を守ろうとしているのだが、それはお天道様が許すはすがない。ソ連が1980年のモスクワオリンピックからそう遠くない時期に崩壊したように、中国も北京オリンピック後のそう遠くない時期に崩壊するかもしれない。それは、ソ連と同様に、歴史的事実を捻じ曲げ、隠蔽し、国民の人権を抑圧し、そして対外的プロパガンダを繰り返していくうちに、国内的な矛盾と軋轢が増していくからである。要は共産主義体制の崩壊である。もちろん、一刻も早く共産主義体制が崩壊することを望むのみである。


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