雄武町の調査
しばらく北海道の調査に行ってきました。中心は雄武町。渡辺秀子さんの足取りを確認するためでした。
雄武町への訪問はこれで三度目。これまで調査できなかったことを調べてきました。主な目的は、渡辺秀子さんの元の同僚の人たちとの面会。地元の方のご協力で、なんとか面会を果たすことができました。
さて、その中で、今までの認識と異なることがいくつか出てきましたので、その報告とかつてこのプログで記したレポートの修正をしたいと思います。
1.渡辺秀子さんは、昭和36年(1961年)の春から秋にかけてだけ雄武町に滞在したこと。
関係者の証言では、渡辺秀子さんはほんの数ヶ月だけ雄武町にいたとのことでした。その間の夏に、雄武町商工会主催の「ミス・ハナガタ」に当選したとのことです。雄武町を離れてからの足取りは不明です。
2.後に渡辺秀子さんの夫となる高大基は、渡辺秀子さんの店には入らず、近くの旅館に滞在していたこと。
関係者によれば、高大基は店にはよらなかったとのことです。雄武町に来る前からすでに、恋人関係にあったようです。
3.高大基は、一人ではなく、他に二人の謎の男性と一緒に、近くの旅館に滞在していたこと。
この謎の男性の存在は、以前から指摘されていましたが、はっきりとした証言を得ることができました。
さて、こうなってくると「雄武町の割烹に高大基が通いつめて、渡辺秀子さんと恋に落ちた」というストーリーとは全く異なることになりました。もっと前の網走時代から、知り合いだったことになります。渡辺秀子さんがどうして高大基と知り合ったのかという謎は、解明されるどころか、もっと深まってきました。
また、今回、渡辺秀子さんの勤めていた割烹の中を見ることができました。外観は朽ちていますが、内部に入ると、当時の栄華を物語るような、立派な柱や襖が遺されていました。ほこりだらけでしたが、今ではとても入手できないようなものばかりでした。いかに当時の雄武町が繁栄していたかを物語っています。一方で、ここに渡辺秀子さんが働いていたのかと思うと、なんとも切ない思いをした次第です。
