My Photo
無料ブログはココログ

« October 2008 | Main | December 2008 »

4 posts from November 2008

November 13, 2008

北朝鮮、別の被害者の存在示唆 拉致問題、6月協議前の交渉で

 共同通信が非常に重要な情報を下記のように報道した。
 この報道の内容で、日朝実務者協議にまつわる謎の多くが解明される。そして、「イナちゃん」をはじめとする北朝鮮からもたらされる昨今の不思議な情報の意味が解明されるだろう。
 いずれにせよ、日本政府は本腰を入れるときが近づいている(もっとも、今更という感じは否めないが)。i日本政府には、一層の力強い取り組みを期待したい。

*****

北朝鮮、別の被害者の存在示唆 拉致問題、6月協議前の交渉で

 拉致被害者に関する再調査を約束した今年6月の日朝実務者協議に至る水面下交渉で、北朝鮮が協議の進展を条件に、政府認定の17人以外の拉致被害者に関する情報や政府認定被害者の安否について新情報を提供する意向を表明していたことが12日、関係者の話で分かった。
 新たな被害者の存在やこれまでの安否情報の修正を意味しており「拉致問題は解決済み」とする従来の主張の完全転換につながる。北朝鮮が「死亡」としている横田めぐみさんらの安否情報の信ぴょう性も揺らぐことになる。
 6月協議では、日本政府も再調査を実行に移すことを前提に、民間の人道物資輸送に限って貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」を含む北朝鮮籍船舶の日本入港の容認など、経済制裁の一部解除方針を決めている。北朝鮮は解除との「引き換え」として拉致問題で新たな方針を示した可能性が高い。
 北朝鮮は2004年初めにも、ひそかに訪朝した内閣府事務官に対し、当時、被害者と認定されていた横田さんら15人以外の複数の被害者の存在を示唆している。この複数の新被害者と同一かどうかは不明だが、当局者同士の正式な交渉過程で新たな被害者の存在の可能性が浮上したのは初めて。

2008/11/13 02:11 【共同通信】

*****

November 10, 2008

ある脱北者の人たちの結婚式

 昨日、ある脱北者(より正確には北朝鮮に渡った日本人妻と日本に戻ってきた在日朝鮮人の子孫)の結婚式があった。私も多少の縁が有り、招待されたので式に参列した。
 それは、私にとっては今までの結婚式とは一味も二味も異なる結婚式だった。まず、参列して本当に嬉しくなったし、嬉し涙が出た結婚式だったことである。彼らの北朝鮮での厳しい生活、脱北した際の苦難の連続、日本に来てからの生活難や慣習・言語の違いなど、普通の日本人の若者では経験できないような苦難を乗り越えての結婚式だったからである。しかも、参列した方たちは、日本人の支援者の皆さんを除けば、ほとんどそうした苦難を乗り越えて日本に生活している人々である。なおさら、感慨深い結婚式だった。新郎・新婦の嬉しそうな表情は、日本人の若者の普通の結婚式と一緒である。しかし、笑顔に隠された苦難というのは、一体どういうものだったのかは、私も想像するしかない。これからの厳しい人生を、二人で乗り切って、幸せになってもらいたい。
 ただ、残念だったことは、彼らを救出するために命をはった人物が、この結婚式に参列しなかった(できなかった)ことである。この結婚式の模様は、いずれその人物に届くだろう。きっとその人物も喜ぶことだろう。
 

November 08, 2008

松本京子さんについて

 松本京子さんの「新情報」については、マスコミでの報道のようなものである。ここでは、「なぜこの情報を公開したのか」という質問に対する回答を示しておきたい。特に、政府関係者からは「こうした情報は秘匿しておかなくては、本人の生命に関わる」という認識が強いことに対する反論という意味がある。
 一言で示せば「リスクを冒さなくてはプロフィットは得られない」ということである。リスクを冒さないで、プロフィットだけを得ようとすることは無理である。
 思い返せば、拉致問題がここまで大きくなった最大のきっかけが、横田家の判断だった。あえて言えば横田滋さんの決断だった。めぐみさんの情報が明らかになったとき、誰もが「この情報を明らかにすると本人の生命に関わる」という心配をしていた。だから、めぐみさんの事件はもとより、全ての拉致問題は封印され、隠蔽され続けていたのであった。拉致問題の解決をここまで遅らせてきた一つの根本的な問題である「リスクを冒さない」という点に対して、横田滋さんは「それでは何も変らない。あえてめぐみの情報を公開することで、この国を動かしていこう」という決断をされたのだった。このリスクを冒す決断と勇気がなければ、拉致問題は今日に至っても、封印と隠蔽をされていたことだろう。
 日本の社会は「リスクを冒す」ということに実に消極的になっている。リスクは回避すべきものであって、冒すものではないという感覚が強すぎないだろうか。個々の人生でも、無難に過ごすことができればよい、という感覚は強いのではないか。リスクを負って、チャレンジしていく勇気がなければ、何も得ることはないはずである。
 ゆえに、今回の松本京子さんの新情報についても、松本さんのご家族は「リスクを負わなくてはならないと思う。そうしなければ何も動かない」という決断をされたのである。この重い家族の決断に対して、日本の政治家や政府関係者もリスクを冒して、真剣に対応してもらいたい。そうでなければ、この問題は解決はしない。今回の発表はこのような考え方から、決断した次第である。もちろん、何でもかんでも公開すればよい、という考え方ではないことを付言しておきたい。なぜなら、繰り返すが、私の基本的な考え方は、プロフィットを得ようとする時には、リスクを冒さなくてはならないというものだからである。

November 05, 2008

ご支援に感謝申し上げます

 誠に恥ずかしながら、特定失踪者問題調査会が財政的に破綻寸前となったことを、TBSとNHKが放送をしてくれました。お蔭様で、カンパもいただき、年内の活動は維持できそうです。
 「しおかぜ」の放送料が月50万円ほどかかり、この負担は私たちにとって決して小さなものではありません。また、米国の金融崩壊の影響か、ここしばらくカンパの減少がとどまりませんでした。
 ついては、調査会の「リストラ(つまり首切り)」寸前にまで追い込まれていましたが、多くの方のご支援で何とか切り抜けられそうです。ただし、根本的な財政改善にまでは至っておらず、依然として厳しい状況は変わりません。調査会は任意団体のNPOですから、たとえ「首切り」になっても、ボランティアで活動を維持していく覚悟でスタッフ全員はいますが、それも限界があります。
 「しおかぜ」の放送だけは、拉致問題の解決まで続けていきたいと思っています。どうか皆様の更なるご支援を心よりお願い申し上げます。

カンパ先

郵便振替口座 00160-9-583587 特定失踪者問題調査会

« October 2008 | Main | December 2008 »