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6 posts from May 2009

May 25, 2009

河嶋功一さんに関する報道について

河嶋功一さんに関する報道について

 下記は、本日の特定失踪者問題調査会での記者会見で発表した、河嶋功一さんの「新たな情報」に関するコメント。
 このコメントだけでは何が何だかわからないものなので、若干補足しておきたい。なお、この中での「週刊現代」の記事については、そちらを参考にしてもらいたい。
この情報は、「複数の筋」から4月になってもたらされたものである。その詳細は明らかにはできない。「確かな筋なのか」と問われても、返答に苦慮する。だいいち、北朝鮮からもたらされる情報で、「確かな筋」というものがあったためしはないのである。曖昧かつあやふやな情報から、真実を探り出す作業に日々取り組んでいると理解してもらいたい。
 今回の情報が、はたして正しいのか、あるいは間違っているのかを、日本側が検証する術はない。街頭で訴えたところで、その回答を得られるものでもない。唯一の方法論は、「正しいか、正しくないのか、表に情報を出して、北朝鮮側からの何らかのリアクションを待つ」というものしか当面のところはない。
 河嶋さんのご家族も、「これは本当なのかよくわからない」というので、発表に逡巡されたのだが、「真実を知りたい」ということで、表に出ることを決意された。ちなみに、本日、午後1時から、静岡県庁の記者会見に出られて、その心中を語っておられた。
 国民の皆さんのご協力とご支援を切に願う次第である。
 
******

2009.5.25.
特定失踪者問題調査会
副代表 眞鍋貞樹

 本日発売の「週刊現代」に、特定失踪者の河嶋功一さんに関する重要な情報が掲載された。その内
容は、「本年4月5日に北朝鮮がミサイルを発射した際、金正日とミサイル開発技術者が撮った記念
写真の中に、河嶋功一さんによく似た人物が写っている」というものである。

 この情報については、複数の筋から特定失踪者問題調査会に寄せられていたが、調査会としてはそ
の信憑性を検証する確たる術がないため、ご家族や関係者にその旨を伝えていたところである。

 この報道のような情報が正しいとするならば、その意味は以下のような点が考えられる。

1.拉致された日本人などが、ミサイルなどの技術開発に利用されている可能性があること。

2.あえて北朝鮮が日本政府未認定の拉致被害者などの写真を出すことは、拉致問題の進展に向けて、
何らかのメッセージを日本側に送っている可能性があること。
 これらの見方が正しいか否かは、この写真が河嶋功一さんであることが間違いないとなった時に判
明するものである。したがって、日本政府においては、政府の責任の上で、この情報の信憑性の確認
について鋭意努力されたい。そして、河嶋功一さんであることが間違いないとすれば、すみやかに救
出に向けて全力で取り組むよう求めるものである。

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May 14, 2009

タイにおける日系遺児の問題

 5月12日、バンコック・ポストに、タイで日本人父親サトウカツミさんを探すケイゴ君(9才)の記事が大きく取り上げられている。ケイゴ君の母親は今年病気で死亡し、父親は日本人だが音信が途絶えたままになっているという。

http://www.bangkokpost.com/news/local/16519/hope-springs-eternal-in-search-for-dad

 タイでは、現地の報道関係者によれば、推定で20万人近く、こうした日系遺児がいるかもしれないとのことである。実際、タイの農村部の小学校には、クラスに必ず数人の日系遺児がいるほどである。
 タイのみならず東南アジア諸国で問題となっている日系遺児については、詳細な調査もまだ行われていない。

 このケイゴ君に関する記事の後の顛末は次のようなもの(現地の報道関係者からの情報)。

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 ピヂット県のソムチャイ県知事は12日、日本人の父親とタイ人の母親との間に生まれたハーフの少年(9)が父親の消息を探している事に絡んで、これまでの調査で父親とされるサトウ・カツミさんが1978年1月3日生まれの東京都葛飾区在住で、2000年1月27日に葛飾区の区役所に少年の母親との婚姻届が提出されていた事、またサトウさんが所持していたパスポート番号を確認した事を明らかにした上で、日本大使館に対してサトウさんの消息確認を要請した事を明らかにした。

 また、県知事の発表に絡んで一部メディアは、サトウさんが移民警察局に提出した書類に添付されていたサトウさんの1998年7月10日発行、2003年7月10日期限のパスポートのコピーを公開した。

 13日午前までに確認できた各報道によると、少年はピヂット県の県都内にあるタールワン寺内で毎日のように父親の写真を手にして寺院を訪れる日本人を初めとする観光客に父親の消息を尋ね回っていた事で話題になっていたもので、少年や母親にかわって少年の面倒を見ている叔母(35)によると、少年は今年4月3日に病死した母親から、夫婦で愛を誓い合ったタールワン寺に行けば必ず父親に会えると聞かされ毎日のように同寺で父親の消息を尋ね回るようになったという。一部報道は、約2年前頃から少年が父親の消息を尋ね回る姿が目撃されていたと報じている。

 ソムチャイ知事によると、少年は2000年1月24日生まれで同2月28日にバンコクのパトゥムワン区内にある警察病院を出生地として出生届が提出されていたという。

 INN電がこの話を取り上げて以降、テレビを含む各メディアが取り上げ大きな話題になっていた事を受け、これまでにガシット外務大臣が在東京タイ大使館及び在大阪タイ領事館に対して日本の関係機関に少年の父親の消息確認への協力要請をするよう指示した他、社会開発・人間の安全保障省及び教育省が少年の生活・学習支援に向けた検討を開始した。

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 何とかこうした日系遺児たちがせめて学校を卒業できるように、何らかの支援策を民間でも考えていくことが必要だろう。私も近々訪タイして実態調査をするつもりである。

May 13, 2009

眞鍋貞樹著 『NPOのチャレンジ』の補足説明について

 同書、190ページ、9行目の括弧の部分が、誤解を与えるようなものになっていますので、下記のように補足説明します。昨日、ある読者から指摘をいただいたものです。

 NPO法では「破産者で復権を得ないもの」が役員の欠格事由と規定されています。したがって、「破産したのちでも復権された者」すなわち個人民事再生者や自己破産者は、役員になることができると判断されます。なお、破産についての免責が決定し、復権が確定した後に役員になれます。

 誤解を生みかねないような記述をしてしまって、反省しております。御気付きのことがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。


May 07, 2009

暗い記事 「韓国のホームレスが、自分の1000万円の預金を引き出せず死亡」

 2009年5月7日のHerald Tribuneに、クラーい記事が掲載された。表題は「1000万円を預金していた韓国の男性ホームレスが死亡」というもの。
 概要は以下のようなもの。

「韓国の光州にいた55歳の男性ホームレスが、先日ガンで死亡した。彼はくず鉄などを拾って生活をしていた。近所の人たちが支援を申し出ても、彼は『自分には銀行預金があるから大丈夫』といって断っていた。実際に彼は銀行に1000万円近い預金をしていた。彼はその金で家を買うつもりだった。ところが、彼は銀行から自分の金を引き出すことができなくなった。それは、韓国で成立した汚職防止法のため、身分証明を持たない者は、銀行から資金を引き出せなくなったからである。彼は、自分が生まれた場所や、どこから来たのか、どこに住んでいたのか、親戚がいるのかどうかも何も覚えていなかったし、誰にも語っていなかったため、身分証明をすることができなかったのであった。光州の職員が、彼のために裁判所を通じて身分証明を発行させようと試みたが、その裁判所の決定が降りる前の、4月28日、彼は病院で死亡した。彼の預金は国庫に納められる。彼に残っていたのは、荷物を運ぶカートと腕時計そして掛布団だった」

 なんともやりきれない記事である。


 

拙著 『NPOのチャレンジ』を刊行いたしました

 拙著『NPOのチャレンジ』を4月に発刊できました。是非ご一読いただき、真摯なるご批判やご意見をお寄せいただければ幸いです。

Npo

定価  2200円+税
出版社 一藝社
お申し込みは、
電話 03-5312-8890
FAX 03-5312-8895 
までお願いします。

 NPOに関心のある方、ない方、そしてすでに活動されている方、活動しようかなと思う方に、是非お読みいただければと思います。
私の学生が読んだ(読まされた?)感想は、「読んでいる最初はクラーイ気分になりましたが、最後に救われるような感じでした」「先生が何を言いたいのか、1000回読めば判るかもしれない」というものでした!!

 なお、6月には共著『現代社会を問う 安心、安全の今』を発刊予定です。出版社は北星堂です。こちらも是非ご一読下さい。

ブログ再開致しますので、よろしくお願い致します

 長らく休止していましたブログですが、本日から再開致します。
 連休中は、カゼのため(ブタインフルではなく)寝てばかりおりましたら、体力も回復しました。回復ついでに、ブログも再開することに致しました。
 再開にあたっては、これまで北朝鮮がらみの記事ばかり載せていましたが、それに加えて国内・外の社会問題についての雑感なり情報なりを加えていきたいと思っています。
 よろしくお願い申し上げます。

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