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April 03, 2013

ミャンマー 懸念される仏教徒とイスラム教徒との対立

 本日のヘラルド・トリビューンに大きくヤンゴンでのイスラム教寺院の火災について報道された。
 その寺院では子どもたちが多く犠牲になった。報道では中で睡眠をしていた15人の子どもたちが死亡した模様である。
 火災の原因は電気系統のショートということだが、関係者の中では電気系統に異常はなかったことから、何らかの事件だという見方もあるようだ。
 この火災が大きく取り上げられたのは、昨年からミャンマーの各地で、仏教徒とイスラム教徒との間で、深刻な対立が発生しているからである。ラカイン州のイスラム教ロヒンギャ族の人たちが、仏教徒によって数百人が殺害され、10万人近くが家を追われるという事件があった。そして、3月にはミャンマーの中央部のMeiktilaでも、イスラム教徒の住居地が焼き討ちにあって、数10人が死亡した。この二つの事件も、ささいな住民同士のトラブルが発端だった。小さなトラブルが大きな被害を生むような、民族対立の土壌が広がっているのである。
 ミャンマーは非常に複雑な民族構成になっている国である。だから、民主化を歩み始めたミャンマーにとっては、平和と発展を実現するために、民族間の融和と共存をどのように進めていくかが最大の政治課題であると言えよう。

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