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May 23, 2013

古臭い「二元外交批判」への批判

 岡田克也さんが下記のようなコメントを出している。
 古臭い「二元外交批判」である。この「二元外交批判」は、民主党政権時代に、野党だった自民党などが民主党政権を批判していた文脈とまったく同じである。つまり、どっちもどっち。立場が変われば、同じ行動をとるし、同じ文脈の批判を繰り返すということである。
 これではまったく生産的ではない。
 現代の国際政治・国際関係の複雑性の中では、困難な問題の解決のためには「二元外交」どころか「多元外交」で対処していかなくてはならない。様々なレベルでの様々なチャンネルを駆使して、相手国と対峙しなくては勝負にならないのである。こうしたことは、永田町に住んでいる政治家ではもはや「常識」だろう。しかし、その「常識」が互いの批判合戦の中で埋没してしまうということは、彼らにとっての外交は国内向けのものであって、対外的に問題解決を進めようという意図のものではないことの証明になる。
 野党である民主党が自民党政権を批判するなら、「二元外交どころか、多元外交を駆使して、拉致問題の解決をせよ」ということになるのではないだろうか。そして自民党政権側も、こうした古臭い「二元外交批判」に対して、「二元外交にあたらない」というような反論ではなく、「多元外交でこそ問題の解決が図れる」というように反論してもらいたい。

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飯島内閣参与は訪朝の理由説明すべき 二元外交なら許されない
2013.05.23
連載:岡田克也のズバリ直球

北朝鮮訪問を終え、北京国際空港から日本に向け出発する飯島勲内閣官房参与=18日(共同)【拡大】
 飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問は極めて疑問というしかない。
 まず、どういう立場で訪朝したのか。内閣官房参与であるため、政府を代表して訪朝したとしか考えられないが、安倍晋三首相らの説明はあいまいだ。
 関係国が歩調を合わせて北朝鮮に経済制裁を科すなか、抜け駆け的に訪朝した点も説明がない。飯島氏は北朝鮮幹部に対し、「日本は拉致問題で妥協しない」などと伝えたとされるが、それは従来の政府方針だ。それ以外にどういう話し合いがあったのか。岸田文雄外相や外務省は事前に承知していたのか。通訳や同行者はいたのか。いずれもはっきりとしない。
 万が一、飯島氏が個人的立場で行ったとすれば、まさに「二元外交」であり、飯島氏の行動は許されるものでない。それを許した安倍首相や菅義偉官房長官の責任も問われることになる。
 ともかく、北朝鮮の核・ミサイル問題は日本と日本国民の安全に関わり、拉致問題は日本の主権、被害者の方々の人権に関わる。ともに極めて重要な問題だ。米国や韓国、中国など関係国の理解と協力も欠かせない。飯島氏は国会に出てきて、きちんと説明することが求められると思う。

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