My Photo
無料ブログはココログ

« ASEAN首脳級会議についてのミャンマー国家統治評議会のプレスリリース | Main | ミャンマー カチン州での違法なレアアース採取が急増 »

April 28, 2021

ミャンマー・タイの国境沿いで国軍とKNUが衝突

 4月27日、タイ・ミャンマー国境のサルウィン川を挟んだThaw Le Htaにあるミャンマー国軍の基地がKNUによって攻撃され、国軍側が戦闘機で反撃を試みたものの、KNU側によって占拠されたとの報道があった(読売新聞2021.4.28)。両者の戦闘による民間人の死傷者はない模様。現地のカレン族の住民は、事前に逃げていたので、無事とのこと。 下記は、現地の情勢を伝えるIrrawaddyの記事。

*****************************************

Irrawaddy  2021427

 ミャンマー軍は27日火曜日の午後、タイとミャンマーの国境近くのカレン州で空襲を開始した。火曜日の早朝、カレン民族解放軍(KNLA)がサルウィン川のほとりの軍事基地を攻撃した。KNLAの旅団5のスポークスマンであるPhadoh Mahn Mahnは、ジェット戦闘機が午後130分頃にDah Gwe地域で爆弾を投下し、ロケットを発射したとIrrawaddyに語った。

 火曜日の空爆は、火曜日の午前5時頃、タイのメーホンソン省の向かいにある軍事国境ポストであるThaw Le Htaに対するKNLAの旅団5による攻撃に続いた。KNLAの政治部門であるカレン民族同盟(KNU)によると、KNLA軍は30分の戦闘の後に基地を占領した。

 下はIrrawaddyに掲載された現地の様子の写真。炎が上がっているのが、ミャンマー側。

 

37

Google Earthは、現地の場所。右側がタイの国境の町メーサムレープ(Mae Sam Laep)。川を挟んだ左側に見えるのがミャンマー国軍の基地。タイからは国境を挟んで目の前になる。ここは、山岳地帯に住むカレン族への民生支援の中継地点となる地域。紛争が長引けば、彼らへの民生支援も滞ってしまう。

36

タイ側から見た風景。

38

下の写真はタイ軍に保護されているタイ側に逃げたカレンの住民。NNT(National News Bureau of Thailand)による(2021.4.30)

Photo_20210430221301

下の写真は、KNLAがタイとの国境沿いにある国軍基地を攻撃し、占領した際の模様。上記の攻撃地域から、さらにサルウィン川を北上した地点のThi Mu Htaにある国軍基地(Irrawaddy 2021.4.30)

58 57

 

« ASEAN首脳級会議についてのミャンマー国家統治評議会のプレスリリース | Main | ミャンマー カチン州での違法なレアアース採取が急増 »