My Photo
無料ブログはココログ

« キンマ村事件 続報 ミャンマー政府の非難声明 | Main | ミン・アウン・フラインがロシアで名誉教授 »

June 23, 2021

複雑な状況にあるタイとミャンマーの国境の町ミャワディ その2  続報

 ミャンマーのミャワディと、タイのメーソットは国境を挟んだ国境貿易の町である。アジアハイウェイもほぼ整備されており、クーデターの発生がなければ、大量のトラックや人が往来する活気あふれる地域である。そうした地域に中国資本がカジノを建設したのも、経済発展を見越した投資だった。その客のほとんどは中国人観光客である。彼らはタイ側から渡し船でカジノに渡る。地元警察などの監視は全くない。ミャンマーとタイの地元政府や武装勢力などの関係者の合意によって、非合法ではあるものの、ローカルルールの適応で「合法」とされているという不思議な場所である。
 現在、中国資本はミャワディの北部に、新たなカジノやホテルなどを含んだ複合リゾートを建設中である(下記、Google Earth)。クーデターでその建設が中断していたが、現地のKICニュースによれば、大量の中国人労働者が戻ってきているとのことである。

 このリゾート施設建設は、地元の少数民族武装勢力による微妙な対立と協調関係の中にある。その中で、中国側が建設再開に向けて動き出したという状況のようである。

 下記は、そうした状況を伝えた、KICニュース。

*********************************************

622 2021 KIC

 オンラインカジノとギャンブルに関係する多くの中国人労働者が、タイとビルマの国境にあるカレン州のミャワディ(Myawaddy Township)とシュエコックコ(Shwe Kok Ko)に戻ってきている。

ミャワディ国境で多くの中国人が本国送還したのは、中国が彼らに帰国を強いていたので、異常な出来事である。

地元当局者は「最近、中国の人々は大勢で戻ってきている。621日、Myawaddy Township Shwe Kok KoエリアにあるChinese City Project Area50人の中国人男性と15人の女性が中国から戻った」と地元当局者は述べた。

中国当局が昨日(621日)発行した命令では、「犯罪と国境を越えた密輸を取り締まるために、公式の入国ビザと出国ビザでビルマに入国した人は、指定当局に登録するために731日までに中国に戻らなければならない」となっている。

 

107  黄色い線がミャンマーとタイの国境。右側がタイ、左側がミャンマーである。  200519452_1710298619154952_5067589316405 KICに掲載されたシュエコックコ(Shwe Kok Ko)の模様の写真。

 

続報 下記のインターネットのABEMAニュースにて、ANNがシュエコックコで取材した模様が放映されている。(2021.7.3)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a17d1f9460a2c4137d26644b1348caf16a43d255?page=2

 

« キンマ村事件 続報 ミャンマー政府の非難声明 | Main | ミン・アウン・フラインがロシアで名誉教授 »