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July 2021の4件の記事

July 14, 2021

ミャンマー サガインのカニにて大量殺戮事件

 ミャンマーのサガイン地域にあるカニという地区で戦闘が続いており、714日のMyanmar Nowによれば、多くの住民が国軍に惨殺されたとの報道があった(Myanmar Nowには死体の写真が掲載されているので、閲覧には要注意)

 このカニ地区のすぐ西の山を隔てたKanthetという地区には、国軍の軍事施設が建設されている。山奥に建設されている武器工場と倉庫だと推測されている。

 先日、キンマ村が国軍の攻撃によって村全体が焼失した事件があったが、キンマ村も国軍の軍事施設に近接していた。

 こうした地区に国軍が容赦のない攻撃を加えているのは、これらの施設との関連が疑われる。事実かどうかは不明だが、これらの軍事施設の関係者も反国軍抵抗運動に参加しているという報道もあった。抵抗運動側がこうした軍事施設を襲撃しようとすることも考えられなくはないし、そのために国軍側が過剰ともいえる対応をしているのではないかとも考えられるが、現在では推測の域を出ない。

 これらの軍事施設は人里離れた山間部に建てられおり、容易に近づくこともできない。国軍も情報を開示していないため、その実態を知ることもできない。

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写真は、これまでカニ地区での攻撃の模様を示したManmar NowとIrrawaddyの報道。

 

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カニ地区から西南に60キロほど離れたところにある軍事施設。

 

 

 

July 12, 2021

Dr.SASAから日本の国会議員達へのメッセージ

 ミャンマーの反政府民主化勢力が結成した「連邦議会代表委員会」(CRPH)にて、国際協力大臣に任命されたDr.SASAから、日本の国会議員達に充てたメッセージ。最近の日本政府・議員の声明や対応が、民主化勢力からは歓迎されているということを示している。

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ヤンゴン市内各所で爆破事件多発 UGRFが犯行声明

 ヤンゴン市内を中心に、アーバン・ゲリラ・リボリューション・フォース(反国軍の都市ゲリラ革命部隊:UGRF:Urban Guerilla Revolution Force )が各所で爆発事件を発生させている。ターゲットは電力関連施設である。UGRFは国民・住民に対して「電気代を支払うな」と求め、電気代を徴集する職員に対して「命の保障はしない」とまで警告している。その理由は、電気代の収入が国軍の資金源になっているからだとする。

 UGRFの実態は現在のところ不明であるが、今後も、各地でゲリラ活動を拡大させていきそうな状況である。この動きは国軍に市民への弾圧を正当化させる口実を与えることになりかねないのだが、もはやそうした理性的な判断ができるような状況ではないようである。

 下記は、UGRFに関するMIZZIMAの報道。

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MIZZIMA 2021.6.23

アーバンゲリラフォース(UGRF)は、マンダレー、チャウセ、ピンウールウィン、バゴーのPDFと協力して、軍事独裁政権と戦うことを発表した。

MIZZIMA 2021.7.6より

 アーバンゲリラフォース(UGRF)は7月4日日曜日の午後、軍事政権のリーダーであるミン・アウン・フラインの誕生日である73日に、マイテル事務所、ミュージックゾーン、シュエマントゥ、カマユット警察署などの軍事政権の施設や建物で爆発を起こしたと発表した。

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写真は、爆破の様子を伝えたMyanmar Nowより。

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Myanmar Now 2021.7.9

   ミャンマーの軍事政権のメンバーが所有する宝石店を標的とした爆弾が木曜日にヤンゴンのダウンタウンで発生した。ランマドー郡区のマハバンドーラ道路とランマドー道路の交差点にあるシュエナンドー宝石店の従業員1人がこの攻撃で負傷した、と近隣の店のスタッフがミャンマーナウに語った。

   Shwe Nan Daw宝石店は、政権の社会福祉、救済、再定住の大臣であるThet Thet Khineが所有している。大臣に関連する財産が爆撃されたのは、1か月足らずで2度目である。

   6月17日、C4爆薬が、彼女の家族が所有する高級開発プロジェクトである68レジデンスのマンションの基礎を損傷するために使用された。

   Thet Thet Khineは、2月1日に軍が権力を掌握した直後に、政権の数少ない民間人の1人として任命された。彼女は以前、Pyithu Hluttawのメンバーであり、2015年に国民民主連盟(NLD)の候補者としてヤンゴンのダゴンタウンシップを代表するために選出された。彼女は後にその指導者であるアウンサンスーチーとの違いをめぐってNLDを去り、昨年の選挙で1議席を獲得できなかった彼女自身の党である人民開拓者党(PPP)を結成した。

 

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写真は、宝石店の爆発の模様を伝えるMYanmar Now より

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UGRFの活動を伝えたCDMAのサイトより(2021.7.11)  *日時が不明

CDMA

ヤンゴン管区の住民によると、今日7月9日、マンダレーとマグウェの各地区の町の電力事務所で爆発があった。ヤンゴン管区で午後2時3分にShwepyitharタウンシップのタウンシップ電力事務所で爆弾が爆発した。爆風で負傷者は出なかったが、地元の人々は、電気料金の強制収集を停止させろとの通告であると述べた。同様に、マンダレーのアマラプラタウンシップ電力事務所で爆弾が爆発した。さらに、マグウェ管区でも9日午後3時ごろ、イェザキョウタウンシップ電力事務所で爆弾が爆発した。

マンダレーのChan Aye Thar San TownshipのThayar Gone区とLe Rwe区で、電気料金を集めていた2人が、7月11日の午前10時頃に射殺されたことをMizzimaが確認した。

ヤンゴン管区 ランマドー郡区、中央郡区の地元の人によると、今朝の午前5時25分にモーティンロードのEPCオフィスで爆弾が爆発した。

さらに、午前5時25分、ヤンゴン地域の第4区カンナロードのランマドー郡区電力事務所で発生した。爆発によって管理事務所に向かう途中の第三病棟管理者であるU Myo Lwinが、Lanmadaw 8 Roadで頭部外傷で死亡した。

今朝早くヤンゴン管区のミンガラドン郡区の町の電力量計事務所の近くで爆​​弾が爆発し、ドアの建物が損傷した。爆風で負傷者はいなかった。

 

 

July 03, 2021

米国によるミャンマー軍事政権への制裁の追加


2021年7月2日、米国財務省外国資産管理局(OFAC)は、
ビルマの軍事政権に関係する22人の個人を指名した。
今回の制裁の特徴は、前回までに制裁リストに挙げら
れた軍事政権関係者の配偶者と成人の子供を対象とし
たことである。
ミャンマー国軍の経済利権は、軍人の家族を巻き込ん
で形成される。特権的軍人の家族は、あらゆる経済活
動において優遇される。このクロニー経済構造が、ミ
ャンマー国軍の最大の癌である。

下記は、経済制裁の対象者

Kyu Kyu Hla   

  2021年2月11日に財務省が指名したSAC議長のMin Aung Hlaing上級将軍の配偶者。

Than Than New 

   2021年2月11日に財務省が指名したSAC副会長のSoe Win副会長の配偶者。

Thet Thet Aung 

    2021年2月11日に財務省が指定したSACメンバーのMya Tun Oo将軍の配偶者。

Than Than Aye 

    2021年2月11日に財務省が指定したSACメンバーのティンアウンサン提督の配偶者。

Aung Mar Myint 

  2021年2月22日に財務省が指定したSACメンバーのMaung Maung  Kyaw将軍の配偶者

Khaing Pa Pa Chit 

       2021年2月22日に財務省が指名したSACメンバーのMoe Myint Tun中将の配偶者。

Moe Htet Htet Tun

     Moe Myint Tun中将の成人した子供。

Khaing Moe Myint

     Moe MyintTun中将の成人した子供。

Yadanar Moe Myint

   Moe MyintTun中将の成人した子供。

Daw Nilar

           2021年2月11日に財務省が指定したSACメンバーのYe Win Oo中将の配偶者。

Theit Thinzar Ye

        Ye Win Oo中将の成人した子供。

Ohn Mar Myint

        2021年2月11日に財務省が指名したSACメンバーのAung Lin Dwe中将の配偶者。

Shwe Ye Phu Aung

    Aung Lin Dwe中将の成人した子供。

Hlaing Bwar Aung

     Aung Lin Dwe中将の成人した子供。

Phyo Arkar Aung

      Aung Lin Dwe中将の成人した子供。

 

下の写真は、2021年7月5日Irrawaddyに掲載された、国軍幹部とその家族たちの写真。

鳥かごに入った鳥を放すことで幸せを呼ぶ、という儀式のワンシーンだろう。

彼らは自分たちが800人以上の国民をテロリストと称して殺害したことについて、

良心の呵責を覚えることはないのだろうか。

自分たちの勝手な論理を振り回してクーデターと殺害を繰り返したのちに

得られる平和と安全とは、国民を軍政の鳥かごに閉じ込めることなのだろう。

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